郷愁をさそうようなボーイ・ソプラノ〜boys air choir
2016-07-06



禺画像]

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「air」1999.10.21 (VICL-60884)

 (私の感想文よりは、sounds'LibraryのサイトでRiseさんの紹介文を読んだ方が良いです。)
 この頃は、日本国内でかなりのboys air choirブームだったのと、時代が、Choirブームの名残があったのとで、WSKは別として、boys air choirの一人勝ち的な雰囲気があったと思います。次々とCDがリリースされるなあと、どこかで思いつつも、買い求めていました。出せば、売れていたような記憶があります。
 この選曲、あの時代のboys air choirの勢いがあってリリースできたCDだと思います。孤高のボーイ・ソプラノ・ソリストのコナーの強烈なイメージあってこそのboys air choirでした。
 それでも、ラズベリー(=私にとってのイギリス=イングランド)のジャムを作りながら聴いていると、穏やかな曲たちとソリストくんたちの歌声に、イギリスの美しい田舎の緑を彷彿させてくれるようです。裏庭の芝生とか、緑の中の羊の群れの夕暮れとか、TVで見るような風景ですね。
 コナーで始まる、boys air choirのソリストの系譜というか正統派的な後継者は、エドワード、アンドリューの流れかもしれませんが、このCDでは、それとは雰囲気の違う個性のパトリックの歌が好きです。少年ソリストに有りがちな線の細さがなく、声が落ち着いて、安定して聴きやすく、しかも優しげなので。たぶん、買った時に1度位は聴いたとは思いますが、記憶も薄く、あらためて聴きなおして、パトリックの良さを再確認できて良かったです。
[イギリス]
[音楽]
[少年合唱]
[ボーイ・ソプラノ]

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