MORRIS NILSEN BOYS CHOIR(MINNEAPOLIS BOYS CHOIR) IN CONCERT 〜懐かしさを呼覚ます歌声
2010-06-13



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MORRIS NILSEN BOYS CHOIR(MINNEAPOLIS BOYS CHOIR) IN CONCERT

 来日中のウィーン少年合唱団をTVで見る度に、コンサートに行っていないな〜行きたいな〜なんて思います。もう何年もコンサートに行っていない反動で、聴くのは「IN CONCERT 」とか「ON TUOR」系のレコード。CDではなくてあくまでもレコード。年とったら、CDの音が聴いていて疲れるようになってしまったのデスよ・・・。という訳で、CDの数は増えない昨今です。
 さてこちらのIN CONCERT も、コンサートの臨場感タップリで、想像力を巡らせて聴いていると、観客の拍手や笑いとともに楽しむことが出来ます。団員くんたち、きっとステージで何かしたのね〜なんて。
 学校名の入った、と〜っても上手な合唱団レベルの合唱ですが、地方のそれほど音響設備が整っていないけれど(ホントは大都会のすごく立派なホールだったりして)、批評するためにではなくて楽しむためにホールに居るって雰囲気の観客との、音楽をシェアする精神が心地良い1枚です。
 ドイツ系の合唱を期待されても困るけれど、USAはUSAっぽく、スタバトも歌っているし、リパブリック賛歌のソロの作られていない感じの自由さもステキです。コンサートなので、クラシックからミュージカルまで歌っていますが、弾けた選曲ではないところもマル。まあ、これ、1960年代っぽいので40年も昔ですしね。あ、私の感覚もだいたいそのあたりの時代とリンクしているかもしれません。音の雰囲気も。
 大都会近郊在住者でコンサート通いが負担でない方には必要ないかもしれませんが、「生」に遠い身には、コンサートを疑似体験できる貴重な盤です。
 ただ、この合唱団も変わってしまっているらしいのです。大好きなコロンバスみたいに。諸行無常ですね。
 
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