クラシック倶楽部〜ウィーン少年合唱団演奏会 2019年5月29日 東京芸術劇場大ホール〜
2021-01-12



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1.喜べ 正しい人たちよ
2.天は神の栄光を語り
3.詩篇第13番「主よ いつまで私をお忘れになるのですか」
4.3声のためのカプリース/動物たちの対位法
5.リベルタンゴ
6.ひとりぼっちの羊飼い
7.ねむの木の子守歌
8.ふるさと
9.内なる平和
10.ポルカ「雷鳴と電光」
11.ワルツ「美しく青きドナウ」
12.花は咲く
1.おお 運命の女神よ
2.良き牧舎は復活した 作品39第3
3.天の女王 作品37第3
4.死と愛
5.オー・ソレ・ミオ
6.荒城の月
7.今日 天使たちがウィーンにやってくる

ようやく、再放送を捕まえて、2019年来日組の演奏を聴くことが出来た。もう、長いことライヴは聴いていなかったので、大き目画面&下のスピーカー・オンで、心底、楽しんで聴いた。
他の少年合唱ではなくて私の基準値演奏1980年前半との比較しての感想になるが、希望を言えば、第1部の宗教曲で、昔みたいなソロが1曲入って欲しい。「子等よ歌え」とか「主を誉めまつれ」とか・・・なんでも良いので。荒城の月もソロが入って欲しかった。
WSKの特長はどこのChoirにもまねできない「独特のクリアな響き」だと思うが、2000年以降、感じにくくなっている。とはいえ、80%は普通の合唱団、だが残り20%に残る独特の響きが彼らの演奏を特別化し、際立たせている。
ギリギリWSKっぽい音が残っていた1990年代に実際に合唱団で歌っていた指導者が内部に居て、あの音を復元してくれた良いのに。芸術監督は来日団員でもしかしたら私は聴いているかもしれないけれど、どうも彼の作る音はWSKっぽくないと私の耳が言う。グロスマン女史の時代、一瞬、WSKの音に戻ったように感じたが。
ニューイヤーコンサートに出演しなくなったし、演奏会に恵まれない地方在住者にWSKの演奏会の放送は有難い。ポルカやワルツを聴いて、昔の記憶に残る音を加味して、スライム化している私が居る。ものっすごーく上手なChoirとソリストが現れたら、ぜひに復活プログラムを組んでツアーして欲しい。もうコンサートに出かけるチャンスは私には無いだろうが、放送を、大画面とスピーカーで楽しみたい。
 森は消えた。「私のお母さんはウィーン生まれ」を地で歌える団員がWSKにたくさん集まることを願って止まない。
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