もしかしたら、1997年のコンサートを聴いたかも、です。この頃、ロシア系の少年少女合唱団のコンサートに出かけて、少女ソリストの、ガラス細工のような繊細なソプラノに感動した記憶があるのです。
もっともっと昔、1980年代初めにモスクワ少年少女の、合唱にも加わっていなかったような?小さい男の子の鉄腕アトムのソロを聴いて、ショックを受けたことがあるのですが、昔からロシア系はほぼ実力があります。
このCDでは、ソリストが多用されていますから、残しておきたい声のソリストが実在したのでしょう。エカテリーナさんとかナデジタさんとか。一例にすぎませんが。
民族衣装を見ると、もしかしたら、別名でもこの合唱団を聴いたことがあるかもしれません。
洗練された少女声中心の合唱団で、楽器のように声を使い、ほぼ、音に邪念が入っていないので、とても聴きやすいです。
上手ですし、選曲も聴きやすいので、少年少女合唱団を聴いてみたい方にはお奨めです。
日本での公演ライヴCDではないのは残念ですが、これは1993年から1997年までの録音からの抜粋らしく、ベストな内容だと思います。どの曲も良いですが、もう50年近くも昔に友だちからいただいたチケットで聴いたロシアの男声合唱団のコンサートで好きになった曲が20番目に収録されていることも、私にとっての大きな大きなポイントです。
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