ボーイ・ソプラノ JOSEPH McMANNERS 〜 限りない「愛しさ」を体現したソリスト
2016-09-07



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天使の声を持った星の王子様、といううたい文句よりは、天使そのもの、って感じの子ですね。ボーナスDVDでもそんな感じでした。星の王子様を演じるにはちょっとキレイ過ぎるかな、と思ったりもして。アルバムのタイトル曲も彼の雰囲気にピッタリです。彼が持っているのは、伸びやかなクリア・ヴォイスです。ドラマ性にはちょっと欠ける(?)歌い方をする、素直でやさしげな(鼻にかかり気味の)声なので、クラシック系よりはPOPS系が似合いそうです。ブライト・アイズや、アルバムのタイトルにもなっているロード・オブ・ザ・リングのテーマが私は好きで、他の曲よりは繰り返して聴きました。この声、可愛すぎるのですが、ステージでは光ったことでしょう。ホント、詩編23番、可愛すぎます。聖堂の中で聴いたとしたら、敬虔というよりは、「幸せ」を感じるかも、です。そしてサークル・オブ・ライフは女声とのデュエットですが、女声が投入されたことでテイストが変わり、これが又、聴きごたえがあるのです。そして女声の後に登場したジョセフくんの声に限りない「愛しさ」も感じてしまいます。アルバムカバーのジョセフくんの写真を見た後で聴くと、全体的に声が幼すぎるような気もしますが、その声ゆえに、純度100%の(冷たさの全くない)透明感を感じると思います。
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