神さまと自分だけの静かでおだやかであたたかいクリスマス〜 Libera
2011-11-29



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(EMI 50999 0 84353 2 3)
 Libera というよりも、St.Philips Choir のCDみたいです。
普通の?イギリスの聖歌隊が歌うように、歌われるキャロルを聴いて、あたりまえではありますが、Libera も又、イギリスの聖歌隊のテイストを保有しているのだと思いました。あくまでも音のエッジにエアを含んでソフトに歌われていくなじみのナンバーに心からリラックスしてしまいました。今回のCDには、究極の洗練ともいえた今までの作品とは別の良さがあると思います。とにかく、やさしいのです、心のそこから。限りないやさしさを、命あるものの温もりを、歌声から聴いてしまうのです。合唱からもソロからも。やるじゃないですか、Prizeman氏! こんなに普通中の普通っぽいクリスマスアルバムを堂々と録音してしまうなんて思いもしませんでした。伴奏も控えめでやさしいですし。技術力で芸術の高みへ飛翔する歌声も良し、そして今回のように、高みからふわ〜っと舞い降りてきて、温かくそぉ〜っと包んでくれるも歌声も良し・・・です。
 今回のCDは、楽しいときに聴くのも良いですが、なにかちょっとつらいとき、さびしいとき、悩んでいるとき・・・一人で聴いてみてください。癒されますよ〜。雑踏の中で、もしかして、私は一人かもしれないけれど、私を理解してくれる誰かは地上に一人もいないかもしれないけれど、・・・きっと神さまは見ていてくださっている、そんなふうに天使たちが歌っているんです。・・・って聴くのも、クリスマスっぽくって良いです。
 聴いてみてください。私は好きですね、このCD。
[リベラ]
[イギリス]
[音楽]
[少年合唱]

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