ボーイ・ソプラノ Norman Smith 〜 聖歌隊の香りを内包した表現者
2010-09-25




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  LPは、聖歌隊に関係しない普通のボーイ・ソプラノ・ソリストとして聴くと、ふつうに素直に「Maman」が好き。

 Choirのコンサートのメイン・プログラムに入る曲じゃないかもしれないけれど、例えばパリ木のコンサートのアンコールで小さい団員にしみじみと(でもサラッと高い声で)歌って欲しいような。

 LPの方、曲によって声の雰囲気が違うような。若く(幼く)聴こえることもあるし。

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 シングルカットされているのは、どちらもLPのA面から+。

 LPのA面は、B面までほどには世俗の度合いが微妙に高くないし、EPでは、聖歌隊系の香りを残しつつ、ガチガチの宗教系録音じゃないところの、この少年の良さを伝えたかったのかな。と思う。

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 カバーのSopranoのSがト音記号?になっていたりEPではSmithのiの上の方が音符だったり・・・製作者のこのボーイ・ソプラノへの想いが伝わってきそう。 

 もちろん、聖歌隊のソリストとしても、ステージ上のソリストとしても、どちらでもOKな資質。
 まろやかでのびやかなで解放された自由な声。声を自在に操るテクニック。声はボーイでも、子守唄では、ほのかに母性まで感じさせたりして・・・。

 彼もまた、時空に名ソリストとしてその存在を刻まれる一人だと思う。
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