レーゲンスブルク少年合唱団/広島放送児童合唱団 ジョイントコンサート 〜 ファンには貴重なコンサートの記録音源
2010-01-11




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レーゲンスブルク少年合唱団/広島放送児童合唱団(BRAIN CO.LTD BOCD-h311) 1991年8月8日広島厚生年金会館ホールで録音。

両シュレムス氏に出会ったことが原因で私にとってのレーゲンスは今もっとも重要な位置を占める合唱団の一つだ。
レーゲンス(レーゲンスブルク大聖堂聖歌隊)は、今まで、ささやかに二度ほど聴いた。
初来日までの前評判がかなり高かったこと、私にとっての初レーゲンスが鋼鉄のラッツィンガー氏録音LPであること等々あって、初来日から数十年後の生レーゲンスは、思ったよりも柔らかいな〜と感じた記憶がある。
この盤に収録されているレーゲンスも印象通りのイメージだ。

ライヴ盤は録音のコンディション的には良いのではないだろうけれど、雑音や咳等も含めて、自分自身が聴いた思い出まで詰まっているような気がして私は好きだ。
(私自身が1991年8月8日の演奏会を聞いた訳ではないのですが)

収録された演奏を聴いていると、少年声の声質、男声の声質を思い出して、レーゲンスに浸ってしまう。

一回勝負なので破綻している箇所もある可能性もあるけれど、臨場感と思い出に溢れたライヴの良さをしみじみと感じさせる盤であると思う。そのとき歌われたソプラノの一声はそのときだけのもの・・・。
大切な瞬間がとらえられたライヴ。

商品としては存在しなくても、思い出として、実は、ライヴ盤がこっそりと作られている節がある。

そしてそれが・・・温かい。演奏者と家族と演奏者を支えた人たちの記録であり記念だから。
私がこの道楽の行き着く先はプライベート盤、というのは、そういうことです。

内部の温かい交流の記録があったら是非にも聴いてみたいものです。関係者の皆さま、Nyandaに、関係者価格で、お譲りください。
[レーゲンスブルク]
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